老後にゆとりある生活を送るため、40代から取り組むお金の備え

「老後にゆとりのある生活がしたい」 このように考える人も少なくないでしょう。
 しかし思い描く「ゆとりのある生活」には個人差があるかもしれません。家族構成によっても必要となる老後の資金に違いがあるはずです。

まずはご自身が思い描く老後の「ゆとりのある生活」とはどのようなものかのビジョンを明確にしてみてください。 その上で、理想的なゆとりある老後を目指すためにできることを考えてみましょう。

目次

老後にゆとりがある生活を送るにはいくら必要かを考える

40代にもなると、ライフスタイルの変化や仕事での立場などが30代の頃と比べるとかなり変化をしている頃でしょう。 家族構成などによっては、収入がアップしていても支出額も大きく、なかなか老後の蓄えに回す余裕はないかもしれません。

しかし老後に「ゆとりのある生活」を送るにはお金が必要です。 老後を迎えるまでの残り20年ほどの間に、思い描くだけの老後資金の蓄えができるのでしょうか。 思い描くゆとりのある老後生活を送るためには、いくら必要なのかを知ることからはじめていきましょう。

40代からはじめるゆとりある老後生活のための備え

老後のスタート時期には明確な決まりはありません。 一般的には、公的年金を受給しはじめる時期から65歳前後と考える傾向があるようです。 老後のスタート時期を65歳前後と仮定し、40代から取り組み65歳頃までにやっておきたいポイントについて紹介します。

(1)老後の生活設計を考え必要な生活費を算出する

65歳の段階でライフスタイルがどのように変化しているかから考えてみましょう。 単身なのか夫婦二人なのか。 子どもがいる場合は何歳になっているのかなどで生活費は変化するはずです。

変化した環境で毎月の生活費がどれぐらいになるかを算出してみてください。 趣味などがあれば年間にかかる費用を12カ月で分割し、毎月の生活費に計上しておきましょう。 毎月に必要となる生活費が算出できれば、公的年金や現在の勤務先から出る退職金一時金や企業年金を確認してください。 65歳以降の収入金額がわかれば、老後の毎月の生活費に当てはめられますね。

(2)人生後半のもしもに必要なお金を確認する

介護費用や葬儀費用といった、「もしも」に関するお金も忘れずに確認してください。
生命保険文化センターの調査結果(平成30年度)によると、月々の介護費用の平均はおよそ8万円、一時的な費用はおよそ70万円となっています。
また、株式会社鎌倉新書が行っている「お葬式に関する全国調査(2020)」によると、全国的な葬儀費用の相場はおよそ208万円という結果でした。
ただし、統計データはあくまで平均的な費用です。 特に介護については、住んでいる地域や、自宅介護か施設介護なのか、あるいはどんな施設を希望するのかなどによっても大幅に金額が変動します。 特に一都三県や一部の大都市圏にお住まいの場合は、地方と比較すると高齢者施設などの金額がかなり高くなっている傾向にあるので注意してください。
より精度の高いシミュレーションを希望する場合は、ファイナンシャルプランナーなどのお金の専門家に相談するとよいでしょう。

これで、老後のために確保する資金の目安が見えてくると思います。

(3)定年の年齢までにいくらためておくかを決める

老後の生活が何年続くかは個人差が大きく、明確な数字を出すことは難しいでしょう。 しかし老後の生活設計を確認したので、老後に必要な資金はある程度明確になったのではないでしょうか。 明確になった老後の資金を元に、定年退職するまでに確保する金額を決めてしまいましょう。 目標金額が決まれば、毎月どれだけ積み立てておくかが明確になります。 1日でも早く資金確保をはじめることで、毎月の積立金額も抑えられるでしょう。

(4)国の制度を利用した投資でお金を増やす・守る

老後の資金確保を少しでも楽にするためには、国の制度を利用してお金を増やし、お金を守ることが重要です。 ただ貯金をするだけで資産を増やせる時代ではないからこそ、国の制度をうまく利用して、少しでも老後の資金確保へ役立てましょう。 国が用意した制度とは、「iDeCo(個人型確定拠出年金)」や「つみたてNISA」による投資です。 iDeCoは投資により得た利益に税金がかからず、支払った掛け金は控除になるため節税効果が高くなります。 つみたてNISAは20年間得た利益への税金がかからず、安全度の高い投資商品のみを購入できるため低リスクでおこなえます。 投資ですのでもちろん資金が減ってしまう可能性もあります。 お金を守るためにも、最低限のマネーリテラシーを身に着けておくことが重要です。

(5)Webの無料シミュレーションを活用する

とはいえ、この一連の計算を自力でするのは少し大変でしょう。 そこで、おすすめなのが、老後までに必要なお金を無料でシミュレートできる「WeNote」

また、シミュレーションの結果、自分にあった資産運用方法などの質問がある場合は、チャットで専門家に無料相談ができます。
ファイナンシャルプランナーなども在籍中ですので、気になる方は試してみてください。

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ゆとりある老後を送るためには1日でも早く備えをはじめよう

老後にゆとりのある生活を送るためには、老後の生活設計をしっかりとおこない、1日でも早く老後資金の備えをはじめることが重要です。 ただ資金を準備するだけではなく、定期的に老後の生活設計の見直しや、それに伴う目標額の見直しも行いましょう。 思い描く老後資金に近づいていっているかの確認も怠らないようにしてください。 資金確保の状況が厳しい場合は、思い切って老後の生活設計の水準を見直すことも必要かもしれません。 現状の生活費や保険などの見直しをおこないながら、ムダを省いて少しでもゆとりある老後生活を送るための工夫をしていきましょう。

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