今日からはじめるわが家の防災対策。家族を守るための情報と教育とは

今災害が起こった場合、家族はどこにいるでしょう?家族全員が家にいる時間帯であればいいですが、実際はバラバラの場所にいる可能性のほうが高いかもしれません。
災害が起こったときに備え、家族でやっておきたい情報共有や災害に対する教育について紹介します。

目次

今日からはじめるわが家の防災対策。家族を守るための情報と教育とは

通勤・通学ルートの確認は家族一緒におこなう

家族で通学・通勤ルート上の危険な場所や避難場所、大きな駐車場のある店舗などをチェックしてみましょう。
お子さんがいる場合は、大人目線だけではなく子ども目線でも確認することが大切です。

次に、どこにいるかでどのように行動するかのルール決めも行いましょう。
徒歩通学のお子さんの場合は、「角の赤い屋根の家までなら自宅に戻る」、「大きな信号を超えているならそのまま学校へ向かう」など明確なルール決めをしておくと安心です。
公共交通機関を利用している場合は、混乱が生じて現在地が不明になる可能性が高くなります。それぞれのルールに従うことを優先し、「○○駅まで行っているなら学校(職場)に向かう」など、ルールを明確にしておくと次の行動に移りやすくなりそうです。

状況に応じた避難場所と避難開始までのルールを決めておく

自宅から近い避難場所は把握できていても、通学・通勤ルート上の避難場所を把握できているケースは稀かもしれません。それぞれの最寄り駅から近い避難所や、学校・職場に近い避難所などは事前にチェックしておくといいかもしれません。
自宅からの避難の場合は、万が一を想定し2~3の避難場所情報やルート確認をしておくことがオススメです。

家族が外出先で避難を余儀なくされる場合は、誰がどう動くのかも決めておきましょう。職場や学校の近い家族がいれば待ち合わせ場所を決めるなどしておくことで、単独行動が避けられます。
自宅や学校・勤務先から避難開始をするまでのルール決めをしておけば、行き違いも減らせそうです。

連絡手段も複数決めておき、事前に利用方法の確認をしておく

いざというときの家族間の連絡手段も明確にしておくことが大切です。災害時にはネット・電話回線が混雑し、連絡が取れないことに心を疲弊させてしまうことでしょう。
災害伝言ダイヤルや災害伝言板の存在は知っていても、利用方法を理解していないケースや、ショックで思い出せないケースも起こりえます。
利用方法をメモなどに書き、お財布に入れて持ち歩く方法や、利用方法をスマホで写真に撮って保存しておく方法がオススメです。
LINEを使用している場合は、ご自身のアカウント名の下に表示されている「ステータスメッセージ」に安否を知らせるコメントを入れておいてもいいでしょう。家族のグループLINEを作成しておけば有事の際の情報共有にも役立ちます。

※参考:LINEみんなの使い方ガイド|緊急時に役立つLINEの使い方
※参考:首相官邸ホームページ|災害に対するご家庭での備え~これだけは準備しておこう!~

共有する情報アップデートは定期的に

災害に備え家族間で共有する情報については、一度決めた内容はそのままにせず、定期的に見直しをおこないましょう。
進級や進学、転勤や転職などのタイミングをはじめ、新しいお店ができたり工事がはじまったりなどの情報が入ったタイミングも有効です。地域情報に敏感になることで、情報のアップデートがしやすくなるでしょう。
家族で散歩がてらに町並みの変化を確認しておくことで、家族間での情報共有や危険箇所の確認も行えますのでオススメです。有事の際に役立つ情報ツールも日々変化しています。幅広く情報収集をおこない、家族で共有しておきましょう。

災害に対する学習を日頃からおこなう

災害から命を守るためには情報が重要な鍵を握ります。そのような情報を得るためには、災害に対する正しい知識を普段から得ておくことも大切です。
また自治体から配布されているハザードマップや、「キキクル」「重ねるハザードマップ」のようなツールを普段から確認しておくことで、災害に対する知識の向上を促せます。
災害が近づいているときだけに利用するのではなく、普段から利用して住んでいる場所や学校・職場周辺の災害リスクを確認しておくことがオススメです。避難ルートを知っているか知らないかだけでも大きな違いが生まれるからでしょう。

家族全員が当事者になったつもりで災害について考える

家庭内の水や食料、日用品などの備蓄は家族の誰がおこなっていますか? 災害時に何が必要になるか、準備されているかの情報共有や、活用法などの教育も事前におこなっておきましょう。
いざというときに、準備した本人以外がどこに何があるかわからない状態では、せっかくの備蓄もムダになってしまいかねません。
備蓄しているアイテムや場所を家族間で共有することからはじめ、年に2回程度、賞味期限の確認を兼ねて災害を想定した「1日体験」をしてみてもいいでしょう。

ライフラインが絶たれたらどうなるのかを考え、家族みんなで必要なものを考えることからはじめてみてください。
このように家族みんなで話し合い、考えることで、災害時に家族を守る大切な情報共有につながっていくでしょう。

ちなみに、非常食の味も年々進化しています。ぜひ、グルメの観点からもチェックしてみてくださいね!

備えあれば憂いなし。正しく恐れて正しく備えよう

災害時に家族で備えておくべきこととして、「情報」と「教育」の重要性について紹介しました。私たちの穏やかな生活は、ある日突然災害によって奪われてしまうかもしれません。
家族や大切な何かを守るためには、正しく恐れ、正しく備える知識が必要になってくるでしょう。まずは家族間の情報共有とルール決めからはじめて、家族みんなで災害に対する意識を高めていきましょう。
災害を他人事と思わず、当事者として受け止められることが、備えへの第一歩かもしれません。

よかったらシェアしてね!
目次
閉じる