私が亡くなったらどうなる?家族が困らないための、40代からはじめるデジタル遺品生前整理術

デジタル遺品とは、パソコンやスマホ内に残されたデータのことです。
ネットバンクや電子マネーの口座、SNSのアカウント、さらに写真やクラウドストレージなどの多岐にわたります。
デジタル遺品の存在を遺族が気付かなかったり必要な手続きができなかったりすると、思わぬトラブルに発展することもあるでしょう。

この記事では、40代から始めたい、あなたのもしもの時に家族が困らないためにデジタル遺品を整理する方法について解説します。

目次

私が亡くなったらどうなる?デジタル遺品を手付かずにしておく危険性

デジタル遺品の重要性は、ネットでできることが増えるにつれて増していっています。
デジタル遺品をいつまでもそのままにしておくと、思わぬトラブルの原因になるかもしれません。

ここでは、デジタル遺品をそのままにしておく危険性について解説します。

相続税の追徴課税が課せられることがある

現在、ネットバンクの中には通帳がないところも珍しくありません。
ネットバンクの口座の中に現金が残されており、それを知らないまま相続税を払ってしまうと、後日追徴課税を課せられることもあります。

また、電子マネーもQR決済系・交通系電子マネーは相続税の対象になるので注意が必要です。
常に電子マネーに多額のチャージをしている人はその旨を家族に伝えておかないと、遺産が把握できずに大変になることもあります。

個人情報が漏洩する可能性がある

インターネットに接続したパソコンを無防備に放置しておくと、個人情報を抜き取られて悪用される怖れがあります。
特に、パソコンにカード番号を登録している場合、きちんと初期化しないまま処分されると情報を悪用されるおそれもあるでしょう。
また、SNSのアカウントも放置しておくと乗っ取られて悪用され、第三者への誹謗中傷に使われたり有害な情報の発信源になってしまったりすることもあります。

月額費用などが払われ続ける

有料アプリ、サブスクリプションなどを利用していると、定期的に費用が発生します。デジタル遺品を放置しておくと、長い間無駄にお金が払われ続けることになるでしょう。
また、解約方法が複雑だと遺族がとても苦労します。

40代から始めるデジタル遺品生前整理術

サブスクや有料アプリをフル活用し、SNSのアカウントを複数持って電子マネーやネットバンクを利用している40代は多いことでしょう。
ここでは、いざというときに遺族が困らないためのデジタル遺品整理の方法を解説します。

エンディングノートを活用しよう

エンディングノートとは、自分の死後家族や友人に当てたメッセージなどを書いておくノートのことです。通常のノートでかまいません。
そこに、以下のことを記しておきましょう。

・ネットバンクの口座番号と暗証番号
・使用している電子マネーと残高確認方法
・パソコンやスマホのパスワード
・SNSのアカウントとパスワード、最後にアップしてほしいメッセージ
・使用しているサブスクリプションの種類や退会方法、暗証番号
・クラウドストレージの場所と退会方法

これだけ記してあれば、遺族はスムーズに解約手続きなどができることでしょう。また、SNSのアカウントを自分の死後即削除してほしいのか、一定期間維持してほしいのかも書いておくと、遺族も管理しやすくなります。
なお、エンディングノート自体の管理にも気をつけましょう。うっかり情報が漏れてしまうと、第三者に悪用されることがあります。

以下の記事では、エンディングノートの選び方も解説しています。

誰にも見られたくない情報の消去方法

現在、一定期間アクセスがされないとファイル内の情報を消去するソフトが発売されていますが、完璧ではありません。
どうしても見られたくない情報がある場合は、定期的にパスワード付きファイル内に格納していき、エンディングノートに「ファイルはロックを開けずに消去してほしい」と残すのがおすすめです。
また、信頼できる第三者に依頼し、死後にファイルを削除しておくようにするのもいいでしょう。

▼死んでも見られたくないデータをどう管理すればいいか、はこちらの記事が参考になります!

まとめ:デジタル遺品整理は定期的に行う

今回は、遺族が困らないためのデジタル遺品整理術を解説しました。デジタル遺品の中でも、特に遺産に関するものは手続きにタイムリミットがあります。
死後、遺族が速やかに全貌を把握できるようにしておきましょう。また、指紋認証や顔認証でスマホにロックをかけている場合、パスワートも伝えておくと安心です。
なお、エンディングノートの内容は定期的に見直し、常に最新の情報を記しておきましょう。




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