こうすればうまくいく! 親と衝突しない実家の片づけのコツ5選

「実家の物が多すぎて、いざという時に処分できるのか不安…」
そんな親の家の片づけに不安を覚える、40代、50代の女性が増えています。
「断捨離」や「終活」など今はすっかり定着したキーワードの提唱者も、親の家の片付けに悩んでいました。

「実家を断捨離したいけれど、親が邪魔をする」というケースは決して珍しくありません。
この記事では、できるだけ親と衝突せずに実家を断捨離する方法を5つ紹介します。

目次

その1 片付ける場所はキッチンから

現在70代以上の親世代は「いつか使うかもしれない」という気持ちが根強い人が多いものです。
たとえば、服や贈答品などは何年も棚にしまいっぱなしのものでも、捨てるのをためらうことも多いでしょう。
ですから、高価なものが少なく消耗品が多い場所から片付けていくのがおすすめです。

キッチンは一部の高価な電化製品を除けば、ほとんどが消耗品で捨てるのに迷いがありません。
賞味期限や、使用頻度をみて「要」・「不要」を判断していきましょう。

毎日使うキッチンが片付くことで、特に母親が断捨離のメリットを実感しやすくなるでしょう。
不用品を片付けることで暮らしやすくなれば、「ほかの部屋も片付けようか」という気持ちになりやすいです。

整理整頓の効果を実感しやすいキッチンからまずは手を付けましょう

その2 押し入れやクローゼットを、小さいものから片付ける

実家の押し入れを開けてみて、ぞっとした経験のある方も多いのではないでしょうか?
大量の衣服を前にして、そっとあきらめてしまうことも。

一度にすべて片そうとすると挫折するので、少しずつ進めていくのが近道です。
ついつい、コートやスーツといった大物から手を付けたくなりますが、ここは、靴下や下着といった、価格が安く捨てやすいものから整理していくのがおすすめです。

キッチンと同じで、要・不要の判断がしやすいところから始めることで、片づけに対する気持ちが前向きになりやすくなります。

また、押し入れやクローゼットの中に何年もしまいっぱなしのものは、親もその存在を忘れている可能性が高いでしょう。
しかも、長いこと保管してあったものは、使っていなくても劣化しています。

捨てることに難色を示されたら、「もう使えないよ」と示してあげましょう
そうすれば、親も捨てることに納得してくれやすくなります。

価格が安くて、整理しやすいアイテムから手を付けよう
①靴下、ストッキング
②下着、肌着
③Tシャツ

その3 捨てる範囲を決める

家の片付けや断捨離に抵抗を示す親は、「自分の築き上げてきたものを全て捨てられる」恐怖を感じている可能性があります。

ですから、まず捨てる範囲を決めましょう。

たとえば、
「クローゼットに入りきれないものだけを捨てよう」
「床に置いてあるものだけを捨てよう」

といえば、安心してくれるでしょう。

また、「ここには手を付けないで」と親が言った場所は手を付けてはいけません
片付けているときに気が変わることもあるでしょうが、それまではそっとしておきましょう。
まずは、明らかなゴミから手を付けることが大切です。

誰の目から見ても、明らかに不要なものから着手しよう!
・クローゼットや押し入れに入らないもの
・体型に合わなくなった服
・何年も前の雑誌
・壊れているもの、使えないもの
・3つ以上ダブっているもの

小さく形を変えて残すことを提案する

何度も買い直せるものならば、「必要になったらまた買い直せばいい」という説得ができます。
しかし、思い出の品はそうはいきません。たとえば、 写真や手作りの品などです。

思い出の品は可能な限り取っておきたいものですが、スペースの関係上どうしても無理ということがあります。
このような場合、形を変えて残すことを提案しましょう。
たとえば、写真は電子化してDVD-RやUSBに落としておけば、何百枚もの写真をコンパクトに収納できます。
また、子どもの工作などは写真や映像に残しておけば、現物はなくなりますが思い出を残すことは可能です。

なかなか、PCやスマートフォンを使いこなせない親御さんも多いと思うので、年末年始の帰省のタイミングなどで思い出を振り返りつつ、整理を手伝ってあげましょう。

写真は電子化がおすすめ!ただし写真整理に夢中になって、他に手が回らなくなることもあるので注意しましょう

時間をかける

年を取るほど、人は現状を変えることを拒むようになります。
いくら家を片付ければ暮らしやすくなるといっても、首をたてに振らないこともあります。
そんなときは、時間をかけましょう。

前述したように、まずはキッチンなど消耗品が多いところから片付けて、親の心を解きほぐしていくことが大切です。
一朝一夕ですべてをやろうとせず、月単位、年単位で片付けて行きます。
そうすれば、親の心もほぐれていく可能性があります。

親が元気なうちから、時間をかけて取り組もう!

プロの手も借りることを検討する

親の家の片付けは想像以上に大変です。
特に地方によくある庭付き一戸建て住宅の場合、収納も多く思っている以上に不用品が多いこともあります。
お盆やお正月などの長期休みが取りやすいときに少しずつ片付けに通っていては間に合わないこともあるでしょう。

そのようなときは、遺品整理業者や不用品回収業者などのプロに依頼しましょう。
遺品整理業者や不用品回収業者は、「生前整理」といって終活の一環として不用品を処分する手伝いを行っているところもあります。
単にまとめた不用品を持って行ってくれることはもちろんのこと、一緒になって不用品をまとめて回収してくれるプランもあります。

短時間で不用品を回収してくれるので「時間がないが不用品が大量にある」という場合はとても便利です
また、自治体に1個1個粗大ゴミ回収を依頼するより手間も費用もかかりません。

まとめ

今回は、親の家を上手に断捨離するコツを解説しました。
断捨離をきっかけに親と子どもの仲がギクシャクしてしまえば本末転倒です。
まずは、片付いた家の心地よさを実感してもらい、片付けに前向きになってもらいましょう。
また、片付けにはプロの手を借りることも検討してください。費用はかかりますが手間はぐっと減らすことができます。

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