入浴は体が清潔になるだけでなく、リラックスできてストレス解消にも効果的といわれています。
ゆっくりと入浴するのが「ストレス解消法」という方も多いことでしょう。
では、なぜ入浴がストレス解消になるのでしょうか?
この記事では、入浴がストレス解消になる理由やお風呂に入るメリット、効果的な入浴方法などを詳しく解説します。
お風呂に入ると副交感神経が活発になる
人には「交感神経」と「副交感神経」という2種類の自律神経があります。
私たちが昼間活発に活動できるのは交感神経が優位に働いているためであり、夜眠くなるのは副交感神経が優位になるためです。
交感神経が活発になるとホルモンの一種であるノルアドレナリンが放出され、人体はストレスを感じ活動的になります。
一方、副交感神経が活発になるとセロトニンという神経伝達物質の分泌が盛んになり、リラックス効果が高まるのです。
入浴をするとお湯の温度と浮力、水圧によるマッサージ効果によりリラックスができて副交感神経が優位になります。
お風呂に入るとポカポカして眠くなるのは副交感神経が優位になるためです。
ストレス解消効果の高い入浴方法
では、より高いストレス解消効果を得るにはどのような入浴方法が効果的なのでしょうか?
ここにその一例を紹介します。
ぜひ、参考にしてください。
お湯の温度は38度~40度
日本人は41度以上の高めの温度を好みがちですが、リラックス効果を高めたい場合は38度~40度のややぬるめの温度がおすすめです。
冬場はその温度では寒い場合、浴室全体を暖めておくなど対策をたてましょう。
5分も浸かっていられないような熱さではリラックス効果はえられません。
入浴時間は20分程度
入浴時間は20分程度がおすすめです。短すぎてもリラックスできませんし、長すぎてものぼせます。
体を洗って20分ほどお湯に浸かると体が芯から温まってポカポカとしてくるでしょう。
時間の間隔がつかめない場合は、タイマーを利用してみてください。
音楽をかけてみる
リラックス効果のある音楽をかけてみると、緊張がほぐれやすくなります。
入浴剤と併せて使うとより効果的でしょう。
また、お風呂で歌を歌うのもストレス解消の効果があります。
近所に響かないか確認したうえで、すきな歌を歌ってみましょう。
おすすめのリラックス音楽チャンネル
まるで海辺のスパにいるような心地のリラックス音楽に、心も体も癒されます。入浴時以外にも、就寝前にもおすすめ。
総再生数は、驚きの1500万回以上です。みなさんも癒されてみてください。
お気に入りの入浴剤を使う
香りは、リラックス効果を高める重要なアイテムです。
お風呂に入るだけでも一定の効果は期待できますが、よりリラックス効果を高めたい場合は、好きな香りの入浴剤を使ってみましょう。
それだけで、緊張がほどけてほっとします。
可愛すぎる!おすすめの入浴剤
シャワーはストレス解消効果が薄い
単に体を清潔に保つためだけならば、シャワーでもかまいません。
しかし、リラックス効果を得てストレス解消をしたいならば、しっかりと湯船につかることが大切です。
湯船につかることでマッサージ効果が現われ、体も芯から温まります。
ストレス解消法として入浴をする場合は、夏でも湯船に浸かりましょう。
まとめ お風呂をリラックス空間にしてみよう
お風呂はただ湯船にゆっくりと浸かるだけでもリラックス効果があります。
夜寝る前にゆっくりとお風呂に浸かれば、副交感神経が優位に働き、安眠を得られるでしょう。
また、自分の好きな音楽や香りを使うことでお風呂を究極のストレス解消区間にすることも可能です。お風呂が大好き、よりリラックスしたいという人は、好きな香りや音楽をお風呂の中に持ち込んでみましょう。
また、半身浴や寝浴も効果が期待できます。