50歳からでも遅くない!10年間で老後資金を増やす方法

2019年に、金融審議会「市場ワーキング・グループ」によって老後も今の生活基準を保ち続けるには、年金のほかに2000万円資金が必要と発表し、大きな話題になりました。
それ以降、老後の資金形成関する注目度が高まり、老後資金を増やしたいという方も増えました。
特に、「早くなんとかしなければ」と焦っている50代の方もいるでしょう。
この記事では、10年間で老後資金を増やすためにおすすめの方法を紹介します。

目次

資産を増やす方法にはどんな種類がある?

個人でできる資産を増やす方法には、以下のようなものがあります。

・預金:利子で資産を増やす。
・投資:金融商品を購入して運用し、利益を得る。
・個人年金保険:保険料を払い込み、決まった年齢になったら年金を受け取る。預金より利回りがよく、控除が受けられる。

この中で、最もリスクが低いのは預金です。ただ、預けておくだけで一定の利子がつきます。
しかし、2021年度の金利は多くの金融機関で0.001~0.002%とほとんど無利子に近い状態です。資産を増やすには向いていません。
個人年金などの保険は、預金よりも利回りがよいのですが、年齢が上がるほど掛け金が高くなるので負担が大きくなります。
そのため、10年という限られた期間で資産を増やしたい場合は投資がおすすめです

投資のメリット・デメリット

投資は、種類によっては短期間で大きなリターンが得られます。
一例を挙げると、株式投資です。
銘柄によっては売買によって一日で数万円~数十万円の利益を上げることができます。
10年間株式投資をして利益を上げ続ければ、豊かな老後を過ごすことも可能です。

デメリットとしては、損失を被ることがあること、そしてある程度まとまった資金が必要なことです。
株式投資も必ずしも儲かるとは限りません。株を買った企業の業績が悪化したり倒産したりすれば、株式の価格は下落します。
せっかくの老後資金が増えるどころか消し飛んでしまうリスクもあるでしょう。

また、投資は事前に必ず勉強が必要です。
「なんだか分からないけど儲かりそう」
と怪しげな投資話に乗った結果、全財産を失う人も決して珍しくありません。
FXや仮想通貨など新しい投資が次々と登場していますが、短期間で儲かる可能性がある投資はそれだけリスクが高い物と承知しておきましょう。
しかし、投資をむやみに怖がってはいけません。上手に付き合えば資産形成に役立ちます。

老後資金を増やすならローリスクの投資がおすすめ

投資には、ハイリスクハイリターンのものとローリスクローリターンのものがあります。
ハイリスクハイリターンとは、100円の投資が100万円になる可能性があるが50%くらいの確率でマイナス100万円になるかもしれないといった投資です。
ローリスクローリターンとは、100円の投資が高確率で500円になるが、20%くらいの確率で80円くらいになるかも、といった投資です。
老後の資金を増やすなら、ローリスクローリターンの投資が向いています。
短期間で出る利益は少なくても、長期的に見れば預金よりも高い利益を得ることができる可能性が高いでしょう。
10年という長期間、まとまった金額をローリスクローリターンの投資を続ければ、老後資金をある程度増やすことができます。

iDeCoやNISAを利用して老後資金を増やしてみよう

iDeCoは「個人型確定拠出年金」の愛称で、主に第一号被保険者(国民年金)である自営業やフリーランスを対象とした個人年金です。
60才まで毎月5000円~掛け金を積み立てて自分で運用方法を選び、資金を増やして行きます。また、所得控除など節税メリットを享受することができます。

一方、NISAというのは、特定の口座を利用して一定額の金融商品を購入した場合、利益が非課税になる制度です。
NISAでも、iDeCoと同じく投資信託・ETF(上場投資信託)を購入することができます。
NISAには積み立てNISAと一般NISAという2つの方法があり、積み立てNISAは20年間年40万円の利益まで非課税となり、一般NISAは5年間年120万円までの利益が非課税となります。
10年という限られた期間を考慮すると、つみたてNISAより少しリスクは高くなりますが、一般NISAで投資信託を購入することをおススメします。

iDeCoもNISAも国が利用を勧めており、投資信託は投資運用の専門家に運用をお任せする方式なので、投資に関する知識が薄くても大丈夫です。
投資にある程度知識があるならばNISAを、自営業の場合は所得税などの控除も受けられるiDeCoがおすすめですが、余裕がある場合は両方取り組んでみるのも良いでしょう。

まとめ:ローリスクローリターンの投資で老後資金を増やそう

今回は、50才から老後資金を増やす方法について解説しました。
iDeCoやNISAならばまとまったお金がなくても、月々数千円~数万円の負担で資産を増やすことができます。
50代といえば、まだ子どもの教育や住宅ローンでお金がかかる時期です。
無理のない方法で資産を増やしていきましょう。




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